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[C545]

もてあそびっぷりがナイス。
チーちゃんの未来はいかに……。
  • 2007-01-11
  • 投稿者 : しまうひと
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  • 編集

[C546]

チーちゃん個人としては、「メイド島ハーレムEnd」が一応の狙い目でしょうね。
兄姉といとこの妨害がどうなるのかは知りませんが・・・
  • 2007-01-12
  • 投稿者 : ぴんくいくま
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[C547]

おや、誤字かなこれ。
「ご氏名」→「ご指名」
  • 2007-01-12
  • 投稿者 : F岡
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[C548]

おおっ!!

誤字だ。

・・・面目ない。
かなり手直しの多かった回だけに、誤字とか、流れの不自然なとことか、ありますね。
反省。
  • 2007-01-12
  • 投稿者 : ぴんくいくま
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ひだまりの詩 第2章 3話


「おはようございます♪」

月菜さんの可愛らしい声とともに、僕の二日目の朝は始まった。
寝台に置いてあった腕時計を確認すると、時刻は午前7時。寝ぼけまなこをこすりながら、僕はゆっくりと上半身を起こした。

シャッ

月菜さんは南向きの窓にかかった純白のカーテンを一気に開け放つ。
そこからふわりと入ってきた新鮮な空気が、さらさらとした彼女の髪を優しくなでた。
昨日はお団子にしてあった綺麗な黒髪は、今日は何の制約を受けることも無く肩口の辺りで綺麗にまとまっていた。
そして、その黒髪を手で押さえながら、月菜さんはこちらを振り返り。

「おはようございます。」

もう一度、まぶしいくらいの笑顔で言った。
開け放たれた窓からは、心地よい風が吹き込んで来る。
そこから見ることのできる青空は、まさに真夏の晴天。

今日もいい天気になりそうだった。



◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇ ◇◇



『由愛島メイド館』において『ご主人様』の行動に関する制限は特にない。『由愛島メイドの館~ラブラブデート編~』によれば、違法行為と極度の迷惑行為を禁じる以外の制約は用意されていないらしい。
しかし、ここは絶海の孤島であり、館と手付かずの自然以外は、本当に何も無い島なのである。よって、ここを訪れる人々の選択肢は限られる。
その限られた選択肢の一つが、ここに住まうメイドさんたちと仲良くなる。というものだった。



・・・で、現在。僕はみるかさんと楽しくおしゃべりをしたりしている。

「いやいや、弟くん♪ このみるち~をご氏名とは嬉しいかぎりだねぇ。どういう風の吹き回しだい? まあ、弟くんとしゃべれるならなんだっていいんだけどね♪」

そして、やはり、彼女は朝からテンションが高かった。いや、兄貴の知り合いと会話が成立したのはこれが始めてだから、それはそれで喜ぶべきことかもしれない。
昨日とはまた一風変わったチャイナ服(寝巻き)に身を包んだみるかさんは、服に合わせて手早く結われた髪型といい、スリットからのぞく艶やかな脚といい、昨日とは及びも衝かないほど扇情的な格好になっている。
いや、しかし、それとは全く関係なしに、僕には言いたいことがあった。

「世の中では、いつから人と目を合わせるのが、話をしたいという意思表示になったんですか。朝ごはんを食べようと思っていたのに、無理やり部屋に連れ込んで、ご氏名も何も無いでしょうに。・・・しかも、何なんですか、この散らかしようは!!」

そう、みるかさんが自分勝手で整頓のできない人だと言うのはなんとなく悟っていたが、それにしても、この部屋は散らかりすぎである。散乱しているのは色とりどりの鮮やかな衣装で、そのどれもが「ありえない」と言っていいほど乱雑な様子で、床にばら撒かれているのである。
というか、ばったり出会った人を部屋に招待(拉致)するからには、日ごろから整理整頓くらいしておいてほしいものだと、僕は激しく思った。

「やや、ごめんにょ。まあ良よいではないか。それより座んなさい。」

どこに? いや、聞くだけ野暮というものだろう。僕はそう決心して、コバルトブルーのチア衣装をよけて座ることにする。そういえば、みるかさんの部屋はフローリングになっているらしい。もちろん、床を確認できるのはドア付近とベッドまでの一本道くらいのものなのだが。
まあ、たしかにこの散らかりようで、カーペットなんかが敷いてあったあかつきには、よくない虫たちの温床となるのが落ちだろうけど・・・。

「んー、弟くんはさ。どんな衣装がいい?」

姿見の前であれこれ服を選びながら、みるかさんは聞いてきた。
どうやら、みるかさんにも、寝巻きのまま一日を過ごさない程度の良識はあるようだ。
僕は彼女の質問に答えるべく、散らかった部屋を見回す。

巫女服は、・・・明らかにまずいな。
ビキニは、・・・却下だ。
ランドセルは、・・・縦笛が無いか。
鎧は、・・・てか、なんでそんな物が。

ケモノっぽいパジャマは、・・・どっかで見たことがある気もするな。

あ、あそこにメイド服があるじゃないか。
よし、あれでいこう。
一応、正装でもあるらしいし。

「みるかさん、あそこのメイド服なんかどうですか?」

僕がそう提案した瞬間、みるかさんの表情が固まったように見えた。
『里ヶ崎みるか』という女性には明らかに不釣合いな、その表情。

そして、一瞬の間

しかし、すぐにいつもの笑顔にもどった彼女は にたり というのが一番しっくりくるような表情をして、僕へ言葉を向けた。
いかん。この人は何か良からぬ事をたくらんでいる。

「・・・ほほ~う、弟くんはメイド趣味だったのか、いやいや、それは知らなかった。この島に来たことにも何だかんだ言いつつ、無抵抗だったのにはそんな疚しい気持ちがあったとは。うん♪ いい事を聞いた、今度、太郎さんに会ったときに報告することが一つふえ・・」

「まっ、みるかお嬢様! あ、あのブレザーの制服なんてどうでしょうか!!」

先の沈黙がうそのように、昨日と同じ声色で僕をおちょくった彼女に、あわてて言葉を返す。
兄貴に伝わるということは、当然、姉貴に伝わるということで、つまりは、ほぼ全てのお得意様に伝わるということだ、それだけはまずい。今後の仕事に支障が出るのは火を見るよりも明らかだ。
そんな僕の心情はみるかさんにもしっかりと伝わっているようだった、彼女は意地悪そうに笑い、こう言った。

「ほーん。弟くんはブレザーの制服が好きなのかー。じゃあさ、これ、着てくれるよね? もちろん、弟くんがこれを着たこととかは誰にも言わないからさ♪ それにあたし思ってたんだよね、弟くんには乙女チックな衣装が似合うって♪」

みるかさんは制服を手に取り僕に笑顔で差し出す。『とか』にはメイド趣味うんぬんに関してのことも含まれているのだろう。
『脅迫』の二文字が頭をよぎる。

僕に拒否権はないのか?

いや、背に腹はかえられまい。そう決心した僕が、おとなしく衣装を受け取ろうとした瞬間。

「ああ~。みるかちゃん!! こんな散らかった部屋にご主人様を連れ込んで何やってるんですか!? 昨日も言いましたよね!? 一日の仕事を始めるのは部屋を片付けてからですよ、って。」

廊下のほうから、突如として聞こえてくる可愛らしい声。
ぷんぷん という擬音語が聞こえてきそうなほど肩を怒らせて部屋に入ってきた月菜さんは、僕の手首をむんずとつかむと廊下に引っ張ってゆく。
彼女の小さな手の感触に、僕の鼓動が少し速まる。
そんな僕の気持を知ってか知らずか、可愛く頬を膨らませた月菜さんはこちらを見つめながら言った。

「ご主人様も、こんな散らかった部屋なんかにいないで、せっかくの御旅行なんですからもっと有意義なところを見て回ってください。 あ、みるかちゃん!! この部屋の片付けが終わるまで、外出禁止ですからね。お昼にまた見に来ますから、そのときまでに片付いていなかったら、・・・わかってますね?」

後半は、一人取り残されたコスプレ少女に向けて放たれた言葉。
月菜さんはそんなことを言いつつ、僕を部屋から連れ出して、バタン、とドアを少し強めに閉めた。
そして、ふっ、と月菜さんは息を吐く。

「では、ご主人様。これからも、よい御休暇を。それと、みるかちゃんをあまり甘やかさないでくださいね、彼女のためにもなりませんので。」

そう言い残して、月菜さんは赤い絨毯の敷かれた廊下を足早に歩いていった。
その背中には、仄かに蒼い空気をまとっているようにも見えた。
過ぎ去ってゆく後姿を見送りながら、僕は少し溜息をついた。なんか理不尽な気もするけど、とりあえずは助かった。
これで、みるかさんの魔の手からも逃れることができたし。

(お~い、弟く~ん。助けてくれないと、みんなに秘密をばらしちゃうぞ~)

逃れることができた・・・のか?

まあ、次にあったときに弁解させてもらうとしよう。
僕は、棚上げ気味に思考を放棄して、ゆっくりと食堂のほうへと歩き出す。

ぐう と鳴ったおなかをいさめながら、少し遅めの朝食を取るために。





 あとがき

久々にチーちゃんの登場です。幼馴染をほっぽいてメイドさんといちゃつきまくりです。うそです。ふかこうりょくです。きっとそうです。というか、さちるは寝起きが弱いのです。書き忘れたのです。いつか、付け加えるのです。ですです。
では、

きっと凍えそうだった日に あなたへ ぴんくいくま
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4件のコメント

[C545]

もてあそびっぷりがナイス。
チーちゃんの未来はいかに……。
  • 2007-01-11
  • 投稿者 : しまうひと
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チーちゃん個人としては、「メイド島ハーレムEnd」が一応の狙い目でしょうね。
兄姉といとこの妨害がどうなるのかは知りませんが・・・
  • 2007-01-12
  • 投稿者 : ぴんくいくま
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おや、誤字かなこれ。
「ご氏名」→「ご指名」
  • 2007-01-12
  • 投稿者 : F岡
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誤字だ。

・・・面目ない。
かなり手直しの多かった回だけに、誤字とか、流れの不自然なとことか、ありますね。
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  • 2007-01-12
  • 投稿者 : ぴんくいくま
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Author:ぴんくいくま
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